シューキーパーの選び方
脱いだ靴に、何も入れずにそのまま置いていませんか。シューキーパーの主な役目は、履きジワを伸ばすことと、型崩れを防ぐことです。出典:ライオン靴クリーム本舗木製かプラスチック製かで得意なことが違うので、その違いから見ていきます。
この記事のポイント
- 役目は、履きジワを伸ばすことと型崩れを防ぐこと。出典:ライオン靴クリーム本舗
- 湿気を吸うのは木製。プラスチック製は抗菌などの加工ができ、値段も手ごろなことが多い。出典:ライオン靴クリーム本舗
- 入れどきは、一日履いて脱いだあと・雨のあとの乾燥・シーズンオフの保管。出典:コロニル
このページの本文は、ケア用品メーカーと業界団体が自社サイトに公開している記載だけを根拠にしています。 どの文がどの資料によるかは、ページ下部の出典から確認できます。
シワを伸ばし、形を保つための道具
まずは、何のための道具なのかを押さえておきましょう。辞典での説明は「保存中の靴の型くずれを防ぐために靴中に入れる用具」。シューツリーとも呼ばれます。出典:皮革用語辞典メーカーの説明では、役目は大きく二つ。履きジワを伸ばすことと、型崩れを防ぐことです。出典:ライオン靴クリーム本舗
湿気を吸うなら木製、手軽さならプラスチック
素材は木、プラスチック、金属などいろいろあります。靴の中の湿気を吸ったり吐いたりする力で優れているのは、木製です。出典:皮革用語辞典
木製は木の吸湿効果で除湿してくれるので、靴の保管に向いています。プラスチック製は、加工で抗菌などの働きを足せるのが強み。値段はプラスチック製のほうが手ごろなことが多いようです。出典:ライオン靴クリーム本舗
コロニルのアロマティックシーダーシュートゥリーは、天然木の吸湿性に、シーダー特有の防臭効果が加わったもの。靴の中の汗やニオイも抑えます。出典:コロニルシューツリーは湿気を吸い、カビやにおいを防ぐのにも役立ちます。出典:コロニル
サイズは、甲の厚み・甲の幅・かかとの3点で確かめる
シューツリーは、靴にぴったり合っていないと、うまく働きません。出典:M.MOWBRAYM.MOWBRAY は、合っているかを次の3点で確かめるとしています。
- 1.甲の厚み:靴に入れた状態で甲を上から押し、すき間による凹みやたるみが無いか。出典:M.MOWBRAY
- 2.甲の幅:横幅も、革がピンと張った状態になっているか。出典:M.MOWBRAY
- 3.かかと:上から見て、吸い付くようにぴったり合っているか。ローファーやスリッポンのように靴ひもの無い靴では、とくに大切です。出典:M.MOWBRAY
いちばんの入れどきは、脱いだ直後
一日履いた靴に入れておくと、甲に入った履きジワをしっかり伸ばし、型崩れや靴底の反りも防げます。出典:コロニルレザースニーカーでも同じです。脱いだらシューツリーを入れて、履きジワを伸ばしておきましょう。出典:コロニル履きジワが伸びるので、手入れのときに入れておくのにも向いています。出典:ライオン靴クリーム本舗
ほかにも、雨のあとに乾かすとき、シーズンオフにしまうとき、手を汚さずに手入れしたいときに使えます。出典:皮革用語辞典
雨に濡れた靴は、入れてから陰干し
濡れた靴は、シューキーパーで形を整えてから、風通しのいい日陰で乾かします。出典:コロンブスM.MOWBRAY も、シューツリーを入れて陰干しする手順です。ブーツをしまうときは、防カビ剤・乾燥剤・ブーツキーパーの3つを使うよう、コロンブスは勧めています。
ファスナーのないロングブーツには使えないものも
コロニルのアロマティックシーダーシュートゥリーは、筒(シャフト)にファスナーがないロングブーツには使えません。出典:コロニル
ほかの製品が使えるかどうかは、それぞれの商品の説明を確かめてください。
まとめ
一日履いたら、脱いだその日にシューキーパーを入れる。それだけで履きジワが伸び、型崩れも防げます。出典:コロニル湿気が気になるなら、吸湿性のある木製を選びましょう。出典:皮革用語辞典
素材ごとの違い(メーカーの説明)
| 発行元 | 木製 | プラスチック製 |
|---|---|---|
| ライオン靴クリーム本舗 | 木の吸湿効果で除湿に優れ、保管に向く | 加工で抗菌作用などを付けられる。価格は手ごろなことが多い |
| 日本皮革産業連合会 | 靴の中の吸放湿性に優れる | 記載なし |
よくある質問
- 木製のシューキーパーに白い結晶が付いていました。カビですか?
コロニルのアロマティックシーダーシュートゥリーなら、白い針のような結晶はリボセドロルという天然の香り成分です(コロニル)。
- 香りが弱くなったら?
アロマティックシーダーの香りや赤みは、時間とともに薄れます。紙ヤスリで全体を軽く削ると、ある程度は戻ります(コロニル)。
この記事に出てくる素材とブランド
出典
- 日本皮革産業連合会「皮革用語辞典「シューキーパー」」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 4件
- 「保存中の靴の型くずれを防ぐために靴中に入れる用具」
- 「シューツリーともいう」
- 「素材としては、木、プラスチック、金属などがあるが、木製のものが靴内部の吸放湿性の点で優れている」
- 「雨にあたった後の乾燥時、シーズンオフの長期保存、また手を汚さずに手入れができるなどの用途がある」
- ライオン靴クリーム本舗「木製シューキーパー 男性用」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 5件
- 「靴の履きジワを伸ばすことと、靴の型崩れを防ぐことがシューキーパーの主な役割になります。」(ライオン靴クリーム本舗 木製シューキーパー)
- 「木製のものは、木の吸湿効果によって除湿することに優れており、靴の保管に最適です。」(ライオン靴クリーム本舗 木製シューキーパー)
- 「プラスチック製のものは、プラスチックに加工を加えることで抗菌作用などを付与することが可能です。」(ライオン靴クリーム本舗 木製シューキーパー)
- 「一般的にはプラスチック製のシューキーパーの方が手に取りやすい価格であることが多いです。」(ライオン靴クリーム本舗 木製シューキーパー)
- 「革靴の履きジワを伸ばすため、シューケア時にも最適です。」(ライオン靴クリーム本舗 木製シューキーパー)
- コロニル「アロマティックシーダーシュートゥリー メンズ」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 5件
- 「天然木の吸湿性とアロマティックシーダー特有の防臭効果で、靴内の汗やニオイを抑えます。」(コロニル アロマティックシーダーシュートゥリー)
- 「一日履いた靴の甲に入った履きジワをしっかりと伸ばし、型崩れや靴底の反りを防ぎます。」(コロニル アロマティックシーダーシュートゥリー)
- 「シャフト(筒)にファスナーがないロングブーツにはお使いいただけません」(コロニル アロマティックシーダーシュートゥリー/使用不可)
- 「木製部分に白い針状の結晶体が付着している場合がありますが」(コロニル アロマティックシーダーシュートゥリー)
- 「アロマティックシーダーの香りや赤味は時間とともになくなります。紙ヤスリで全体をヤスリがけすると香りと色合いがある程度は戻ります」(コロニル アロマティックシーダーシュートゥリー)
- コロンブス「雨の日オススメケア」↗(2026-09-28 確認)
引用した記載 1件
- 「シューキーパーを入れて靴の形を整え、風通しの良い日陰で乾燥させます。」(コロンブス 雨の日オススメケア(靴)/推奨)
- M.MOWBRAY「雨で濡れた革靴の対処方法」↗(2026-09-28 確認)
引用した記載 1件
- 「靴の表面を均一に湿らせたら、シューツリーを入れて陰干しで乾かしてください。」(M.MOWBRAY 雨で濡れた革靴の対処方法/推奨)
- コロニル「レザースニーカーのお手入れ方法」↗(2026-10-02 確認)
引用した記載 2件
- 「脱いだ後は「アロマティックシーダーシュートゥリー」を入れて保管し、履きジワを伸ばし型崩れを防ぐことが大切です。」(コロニル アロマティックシーダーシュートゥリー/推奨)
- 「シュートゥリーの使用は、整形と同時に靴内の湿気を吸い取り、防カビ・防臭にも効果があります。」(コロニル レザースニーカーのお手入れ方法)
- コロンブス「衣替えの季節に知っておきたい!ブーツのコンディションを保つ“3ステップ式収納ワザ”(2014年2月28日 プレスリリース)」↗(2026-10-05 確認)
引用した記載 1件
- 「カビ予防の『レザーキュア カビ用ミスト』、乾燥剤である『シュードライミニ』、型崩れ防止用の『ブーツキーパーロング』の3商品を活用したお手入れです。」(コロンブス ブーツの収納/推奨)
- M.MOWBRAY「形の合ったシューツリーを見極める、3つのポイント」↗(2026-10-09 確認)
引用した記載 5件
- 「そんなシューツリーは、靴にぴったりとフィットしていないと、うまく効果を発揮することができません。」(M.MOWBRAY 形の合ったシューツリーの見極め)
- 「シューツリーを靴に入れた状態で甲部分を上から押して、空間のゆとりによる、”凹み” や “たゆみ” が無ければこのポイントは大丈夫です。」(M.MOWBRAY 形の合ったシューツリーの見極め/推奨)
- 「1.の厚み同様、横幅も革がピンと張った状態をキープすることが重要です。」(M.MOWBRAY 形の合ったシューツリーの見極め/推奨)
- 「上から見たときに吸い付くようにぴったりとフィットしていれば大丈夫です。」(M.MOWBRAY 形の合ったシューツリーの見極め/推奨)
- 「ローファーやスリッポンなど、シューレース(=靴ひも)がなく、カカト部分のフィット感が強く求められる靴では、特に重要なポイントです。」(M.MOWBRAY 形の合ったシューツリーの見極め)