Loose Grain
銀浮きとは
銀浮きは、革の表面側(銀面)の層が、その下の真皮層との結合をゆるめた状態です。皮革用語辞典は、この状態になると製品価値が低くなるとしています。
出典: 日本皮革産業連合会
銀面と下の層の結合がゆるんだ状態
表面の銀面の層と、その下の真皮の層とのつながりがゆるんだ状態を、銀浮きといいます。こうなると製品としての価値は下がります。出典:皮革用語辞典銀面とは、革をつくる工程で毛と表皮を取り除いた真皮の表面のこと。出典:皮革用語辞典銀浮きは、この表面の層と下の層の間で起きています。
折り曲げると浮き上がって大きなしわが出る
見分けるには、銀面を内側にして折り曲げてみます。銀面が浮き上がり、大きなしわが出れば銀浮きです。出典:皮革用語辞典ヘヤーシープの革に出るダブルブレークは、その典型的な例です。出典:皮革用語辞典
革の断面と表面の均質性が損なわれたときに起きやすい
起こりやすいのは、革の断面と表面とで均質さが失われたときです。出典:皮革用語辞典
手入れで防げるか、起きたあとに直せるかは、ここで挙げた資料には書かれていません。気になる状態が出たときは、買った店やメーカーに現物を見てもらってください。
ドロウグレインという言い方もある
同じ意味で、ドロウグレイン(drawn grain)という言葉も使われます。ただしこちらは、真皮の層が伸びたまま銀面だけが鞣され、引きつったまま固まった状態を指します。出典:皮革用語辞典
関連用語
出典
- 日本皮革産業連合会「皮革用語辞典「銀浮き」」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 5件
- 「銀面層が、その下にある真皮層との結合をゆるませた状態で、製品価値が低くなる」
- 「銀面を内側にして折り曲げると、銀面が浮き上がって大きなしわがみられる」
- 「ヘヤーシープの革に見られるダブルブレークは端的な例といえる」
- 「革断面と革表面の均質性を損なった場合に起こり易い」
- 「真皮層が伸びた状態で銀面だけが鞣され、固定されて引きつった状態をいう」
- 日本皮革産業連合会「皮革用語辞典「銀面」」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 1件
- 「製革工程で毛及び表皮を除去した真皮の表面」