Unfinished Leather
素上げ革とは
素上げ革は、塗料やほとんど特別な加工を施さず、革特有の外観を残したまま仕上げた革です。銀付き革の一種で、アニリン革や塗装仕上げ革と並ぶ分類です。
出典: 日本皮革産業連合会
塗料をほとんど使わずに仕上げた革
素上げ革とは「製革工程中に塗料やほとんど特別な加工を施さないで、革特有の外観を残したまま加工を終えた状態の革」のこと。出典:皮革用語辞典塗料でほとんど覆わず、革そのものの表情を残した革です。
銀付き革のなかの1つ
動物の皮の銀面模様を生かした革を、まとめて銀付き革と呼びます。素上げ革はその一つで、ほかにアニリン革や塗装仕上げ革があります。出典:皮革用語辞典銀付き革の原料は、傷が少なく、銀面の模様が美しい原皮。出典:皮革用語辞典塗料で覆わない仕上げほど、原皮の状態がそのまま表に出ます。
手入れ用品を選ぶときに確かめること
手入れ用品の注意書きには「素仕上げ革」として出てくることがあります。たとえばレザーキュアカビ用ミストプラチナは、ヌメ革や素仕上げ革、爬虫類などの特殊な革には使えません。出典:コロンブス
逆に、こうした革に向けた用品もあります。コロニルのライニガーは揮発が速く跡が残りにくいので、ヌメ革やシープのようなシミになりやすい革にも使えます。ヌメ革の汚れ落としには、とくにこれがお勧めだそうです。出典:コロニル
手元の革がどの仕上げなのかが分からないときは、買った店やメーカーに確認してください。仕上げによって使える商品が変わります。
メーカーごとの案内の違い
| メーカー | 塗膜の無い革についての記載 | 理由として書いていること |
|---|---|---|
| コロンブスレザーキュアカビ用ミストプラチナ | ヌメ革、素仕上げ革、爬虫類等の特殊な革には使用できない | 記載なし |
| コロニルライニガー 200ml カビ取り・ワックス落とし用クリーナー | ヌメ革・シープ等シミのできやすい革にも適する | 揮発が速く痕が残りにくいため |
よくある質問
- クリーニングのあとは何かしたほうがよいですか?
ライニガーで汚れを落としたあとの革は、乾いた状態になっています。必ずクリームやオイルスプレーで油分を補ってください。出典:コロニル
関連用語
出典
- 日本皮革産業連合会「皮革用語辞典「素上げ革」」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 1件
- 「製革工程中に塗料やほとんど特別な加工を施さないで、革特有の外観を残したまま加工を終えた状態の革をいう」
- 日本皮革産業連合会「皮革用語辞典「銀付き革」」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 2件
- 「動物皮の本来の銀面模様を生かした革の総称。素上げ革、アニリン革、塗装仕上げ革などがある」
- 「銀面の傷が少ない美麗な銀面模様を持つ原皮からつくられる」
- コロンブス「レザーキュアカビ用ミストプラチナ」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 1件
- 「ヌメ革、素仕上げ革、爬虫類等の特殊な革には使用できません。」(コロンブス レザーキュアカビ用ミストプラチナ/使用不可)
- コロニル「ライニガー 200ml カビ取り・ワックス落とし用クリーナー」↗(2026-09-27 確認)
引用した記載 3件
- 「揮発が速く痕が残りにくいので、ヌメ革・シープ等シミのできやすい革にも適します。」(コロニル ライニガー)
- 「シミのできやすいヌメ革は、揮発の速い本商品でのクリーニングが特にお勧めです。」(コロニル ライニガー/推奨)
- 「皮革は本品でクリーニング後は乾燥した状態となりますので、必ずクリームやオイルスプレーで油分補給をしてください。」(コロニル ライニガー/必須)