ゴアテックスの靴の手入れ
雨の日も蒸れにくいゴアテックスの靴。手入れする相手は、中の防水透湿素材ではなく、靴の表面です。出典:コロニル大事なのは、透湿の働きを生かすために表面の通気性を保つことです。
この記事のポイント
- 手入れするのは靴の表面。通気性を保つことが大事です。
- 洗うのは布やブラシで。漂白剤と洗濯機は使いません。
- 撥水ワックスやグリスは使わず、水性の撥水スプレーで戻します。
このページの本文は、ケア用品メーカーとブランドが自社サイトに公開している記載だけを根拠にしています。 どの文がどの資料によるかは、ページ下部の出典から確認できます。
手入れするのは、中の素材ではなく靴の表面
防水透湿素材は、外の雨は通さず、中の汗や湿気は外へ逃がす素材です。だから濡れにくく、蒸れにくい。出典:コロニルこの素材は多くの場合、革や化繊の表地と裏地の間に挟まっています。手入れするのは、素材そのものではなく靴の表面です。出典:コロニル
表面が汚れたり、撥水が落ちたり、ケア用品で通気口が詰まったりすると、湿気が逃げられなくなり、中が蒸れてしまいます。出典:コロニル
まず靴紐と中敷きを外し、泥を落とす
洗う前に、靴紐を外し、中の砂や小石を振り落とします。外せるなら中敷きも。出典:ゴアテックスまず馬毛ブラシで全体をやさしく払います。靴底や側面の泥は、コロニルのような硬めのナイロンブラシでこそげ落とすと効果的です。
ブラッシングに使えるケア用品
コロニルは、まず馬毛ブラシで製品全体をやさしくブラッシングするとしています。
洗うのは布やブラシで。洗濯機は使わない
汚れは布やブラシで洗い流します。少しの液体洗剤を溶かしたぬるま湯で洗ったら、よくすすぎましょう。漂白剤と洗濯機は使いません。出典:ゴアテックス革の靴なら、靴メーカーの指示を確かめてから。出典:ゴアテックス
表面を清潔に保つことが、透湿性を保つことにつながります。クリーナーは、革や布など素材に合い、透湿性を妨げないものを。出典:コロニル
汚れ落としに使えるケア用品
防水透湿素材の靴に使えるかどうかは商品ごとに違います。表示を確かめて選んでください。
乾かすのは自然に。熱は直接当てない
乾かすのは、ほどよい温度で自然に。直接熱を当てたり、濡れたまま放っておいたりしないでください。出典:ゴアテックス温風を循環させる対流式のブーツドライヤーなら使えます。出典:ゴアテックス
水を弾かなくなったら、通気性を妨げないスプレーで
表面が水を弾かなくなったら、撥水加工をし直すサインです。撥水剤は、水性のスプレータイプを。出典:ゴアテックス防水加工は、時間や汚れ、摩擦で弱っていきます。防水スプレーで取り戻しましょう。選ぶのは、通気性を妨げないタイプです。出典:コロニル
防水・撥水に使えるケア用品
ゴアテックスは、撥水剤は水性のスプレータイプを使うとしています。
撥水ワックスやグリスは使わない
撥水ワックスやグリスは、透湿性に影響するおそれがあるので使いません。出典:ゴアテックス透湿に対応していないオイルやワックスも、革の通気口をふさぐことがあります。出典:コロニル
革の部分には、通気性を妨げない栄養を
表面が革なら、最後に油分を補います。選ぶのは、防水スプレーと同じく、通気性と透湿性を損なわないケア用品です。出典:コロニル
栄養補給に使えるケア用品
通気性を妨げないかどうかは商品ごとに違います。表示を確かめて選んでください。
まとめ
泥を落とし、布やブラシで洗って自然に乾かす。水を弾かなくなったら、通気性を妨げないスプレーで戻す。靴メーカーの指示があるときは、そちらを優先しましょう。出典:ゴアテックス
発行元ごとの書き方の違い
| メーカー | 汚れの落とし方 | 撥水の戻し方 | 避けるもの |
|---|---|---|---|
| ゴアテックス | 少量の液体洗剤を含むぬるま湯で洗い、よくすすぐ | 水性のスプレータイプの撥水剤 | 撥水ワックス・グリス、漂白剤、洗濯機 |
| コロニル | 素材に合った、透湿性を妨げないクリーナー | 通気性を妨げない防水スプレー | 透湿に対応していないオイルやワックス |
よくある質問
- シミ抜き剤は使えますか?
ゴアテックスは、シミ抜き剤の使用を勧めていません。シミ抜きをするなら、必ず靴メーカーの指示に従います。
- 靴メーカーの手入れ方法と食い違うときは、どちらに従いますか?
靴メーカーの指示があれば、必ずそちらに従います(ゴアテックス)。
- 表面の撥水を保つと、何がよいのですか?
水が表面にとどまらないので、中の湿気を逃がす働きがきちんと続きます(コロニル)。
この記事に出てくる素材とブランド
出典
- ゴアテックス「GORE-TEX フットウェアのお手入れ」↗(2026-10-03 確認)
引用した記載 17件
- 「メーカーの指示がある場合は、必ずそちらの内容に従ってください。」(必須)
- 「洗う前に靴紐を外し、フットウェアの中から砂、小石、ごみを振り落してください。」(推奨)
- 「可能であれば靴の中敷きも外してください。」
- 「布やブラシで汚れを洗い流してください。」
- 「少量の液体洗剤を含むぬるま湯を使用し、その後よくすすいでください。」
- 「レザーシューズについては、メーカーの指示を確認してください。」
- 「漂白剤は使用しないでください。」(使用不可)
- 「洗濯機で洗わないでください。」(使用不可)
- 「適度な温度で自然乾燥させてください。」(推奨)
- 「直接熱を加えることは避けてください。」(控える)
- 「濡れたまま放置しないでください。」(控える)
- 「対流式ブーツドライヤーの使用も可能です。」(任意)
- 「靴の表面が水を弾かなくなった場合は、耐久撥水(」
- 「撥水剤は水性のスプレータイプをご使用ください。」(推奨)
- 「撥水ワックスやグリスはフットウェアの透湿性に影響を与える可能性があるため使用しないでください。」(使用不可)
- 「泥、油、その他どんなものかに関わらず、シミ抜きを行う場合には、必ず靴メーカーの指示に従ってください。」(必須)
- 「シミ抜き剤の使用はお勧めしておりません。」(控える)
- コロニル「防水透湿素材のお手入れ方法」↗(2026-10-03 確認)
引用した記載 14件
- 「外部からの雨や水を弾きつつ、内側の汗や湿気を外に逃がすことで防水性と快適な着心地を両立させた機能性素材です。」
- 「お手入れは防水透湿素材そのものではなく、防水透湿素材を使った製品の表面に対して行います。」
- 「ポイントは、防水透湿素材の優れた機能、透湿性を生かすため、通気性を確保すること。」
- 「様々な要因で素材の通気性を損なってしまうと、本来の透湿性が発揮できず内部が蒸れる原因となります。」
- 「まずは「馬毛ブラシ」で、製品全体を優しくブラッシングします。」(コロニル 防水透湿素材のお手入れ方法/推奨)
- 「アウトドアシューズなど靴底や側面に泥汚れがこびりついている場合は、硬めのナイロン毛を使用した「クリーニングブラシ」で泥をこそげ落とすのが効果的です。」(コロニル クリーニングブラシ)
- 「素材表面を清潔に保つことが透湿性を保つことに繋がります。」
- 「コロニルのクリーナーは全て、透湿性を妨げませんので革や布など、素材に合ったクリーナーで汚れを落としましょう。」(コロニルのクリーナー/推奨)
- 「ほとんどの防水加工は、時間の経過や汚れの付着・摩擦等により弱ってしまうため、」
- 「選ぶ防水スプレーは、通気性を阻害しないことが重要です。」(推奨)
- 「表面の撥水性を高く保つことで水が滞留せず、内側の湿気を逃がす透湿機能が正常に働きます。」
- 「表面素材が革の場合、最後に油分を補給します。」(推奨)
- 「防水スプレーと同じく、革の通気性を妨げず、防水透湿素材の透湿性を阻害しないケア用品を選びましょう。」(推奨)
- 「透湿対応でないオイルやワックスで素材表面を覆ってしまうと、革の通気口を塞いでしまう恐れがあります。」(控える)





























