レザージャケットの手入れ
一生ものとも言われる革ジャン。ふだんの手入れは、週に1回ほど、乾いた布か柔らかい馬毛ブラシでやさしく拭くだけです。出典:DEGNER日々の手入れは乾拭きとブラッシング、というのは Liugoo Leathers も同じです。
この記事のポイント
- ふだんは週1回の乾拭きとブラッシング。出典:DEGNER着たら10〜30分陰干しします。出典:Liugoo Leathers
- オイルは薄く。頻度は年に1〜2回出典:DEGNERから月1回出典:Liugoo Leathersまで幅があります。
- しまうときは畳まず、太めのハンガーに掛けます。出典:DEGNER
このページの本文は、ケア用品メーカーとブランドが自社サイトに公開している記載だけを根拠にしています。 どの文がどの資料によるかは、ページ下部の出典から確認できます。
買ったら、まず防水スプレーで守る
買ったばかりの革ジャンで大事なのは、防水保護です。出典:DEGNER乾いた布か柔らかいブラシで軽く汚れを拭き、全体にむらなく防水スプレーをかけて、乾いたら乾拭きで仕上げます。出典:DEGNER
防水・撥水に使えるケア用品
DEGNER は、買ったばかりのレザージャケットは、全体にむらなく防水スプレーをかけて保護するとしています。
ふだんは乾拭きとブラシ。着たら陰干し
週に1回ほど、乾いた布か柔らかい馬毛ブラシでやさしく拭くだけで十分です。乾拭きすると、革の油分がしみ出してツヤが出ます。出典:DEGNER着たあとは、汗や湿気をこもらせないよう10〜30分ほど陰干しを。直射日光は、革を硬くし、色あせさせるので避けます。出典:Liugoo Leathers
シボ(表面の細かい凹凸)の粗い革は、溝に汚れやオイルがたまりやすいので、丁寧にブラシをかけましょう。出典:Liugoo Leathers
ブラッシングに使えるケア用品
DEGNER は、週に1回ほど、乾いた布か柔らかい馬毛ブラシでやさしく拭くとしています。
泥は濡れタオルで、油汚れはオイルで落とす
泥は、固く絞った濡れタオルで拭き取り、乾いた布で乾拭きします。出典:DEGNER油の汚れは、油で落とします。柔らかい布で乾拭きしてから、保革油を指に取って汚れになじませ、乾いた布で拭き取ります。出典:DEGNER
雨に濡れたら、叩くように拭いて陰干し
濡れたら、乾いた布でポンポンと叩くように水分を取り、陰干しします。乾ききる前にオイルで油分を補うのもおすすめです。出典:DEGNER完全に乾いたら、余分なオイルを乾いた布で拭き取ります。出典:DEGNER
濡れたまま放っておくと、カビの原因になります。乾いたタオルで叩くように水分を吸い、幅のあるハンガーで形を整えて、風通しのよい日陰に干しましょう。出典:Y'2 LEATHERY'2 LEATHER の革は油分を十分に含んでいますが、水が乾くときに油分も一緒に抜けていきます。濡れて乾いたら、オイルを入れておきます。
オイルを塗る前に、要るかどうかと汚れを確かめる
STRUM は、自社の革ジャンは染めと鞣しの段階でオイルをしっかり入れているので、基本的にオイルなどの手入れは要らないとしています。数年着て、乾燥やハリの低下を感じたら、年1回程度でも十分だそうです。
ほかの革ジャンについても STRUM は、傷みや乾燥を感じたときに薄く塗って様子を見るのが基本としています。量の目安は片腕で大豆1粒分ほど。塗りすぎると質感が変わり、カビの原因にもなります。
お持ちの革ジャンのブランドが手入れの方法を案内しているときは、そちらを先に確かめてください。
オイルを塗る前に大事なのは、革ジャンをきれいにしておくことです。出典:STRUM
- 1ブラシをかける
- 2固く絞って拭く
- 3日陰で乾かす
- 4目立たない所で試す
- 1.ブラシをかけて、全体についたホコリや汚れを落とします。
- 2.タオルを濡らし、水が出なくなるまで固く絞って拭きます。ポケットのまわりや、首まわりなど肌に当たるところは念入りに。
- 3.固く絞ったタオルでも水気が残るので、30分ほど日陰で干します。
- 4.オイルは目立たないところで試してから、少しずつ塗ります。塗る量が多いほど、色落ち(色移り)しやすいので注意しましょう。
油分は薄く。頻度はブランドで違う
油分が足りなくなると、繊維が硬くなって傷や破れが起きやすくなります。DEGNER の目安は年に1〜2回。「シーズンが終わったら補う」と覚えておくとよいそうです。Liugoo Leathers の目安は月1回ほど。触って表面が乾いていると感じたら塗ります。乾いたまま放っておくと、ひび割れの原因になります。
塗り方は、手のひら全体で薄く広げるのが DEGNER 流。多すぎるとカビの原因になるので、薄く、を心がけます。量の目安は、20〜30cm四方に米粒ひとつ。乾き具合を見て足し、うっすら光るくらいで止めます。塗りすぎはベタつきやカビのもとです。出典:Liugoo Leathers
Y'2 LEATHER も、脂切れは繊維を硬くするとして、オイルやクリームを手のひらか布で全体に伸ばす方法です。ヌメ革やキャメルのような色の薄い革は、色が濃くなるので注意しましょう。
ただし、着古した雰囲気が好きなら、オイルをあまり入れないという選択もあります。そのぶんひび割れが出ることもある、と Y'2 LEATHER は書いています。
栄養補給に使えるケア用品
使う前に、裏側などの目立たないところで試してください(Liugoo Leathers の案内)。
シーズンオフは、汚れを落として乾かしてから
汗じみや皮脂汚れが残ったままだと、しまっている間にカビが生えます。ファスナーまわりの細かいホコリも落としておきましょう。出典:Liugoo Leathers汚れは Liugoo Leathers の泡のクリーナーで落とし、すすがずに乾拭きで仕上げます。そのあと、防水スプレーで水や汚れから守ります。
クリームを塗ってすぐしまうと、それがカビの栄養になります。十分に乾かしてからしまいましょう。出典:Liugoo Leathers
汚れ落としに使えるケア用品
革に使えるかどうかは商品ごとに違います。表示を確かめて選んでください。
畳まずに、太めのハンガーで風通しのよい場所へ
ハンガーは太めのものを。細いワイヤーのハンガーだと、肩に跡がつきやすくなります。出典:DEGNER置き場所は、直射日光が当たらず風が通るところ。シーズンオフは太めのハンガーに不織布のカバーをかけてしまいます。畳むのは、DEGNER がはっきり「いけない」としているしまい方です。
形を整えて、高温多湿を避けた通気のよい場所へ。厚みのあるハンガーで型崩れを防ぎます。出典:Liugoo Leathers長く着ないときは、クローゼットに湿気取りを置いて、ときどき様子を見てあげてください。出典:Y'2 LEATHER
まとめ
着たら陰干し、週に一度は乾拭き。乾いてきたらオイルを薄く。しまうときは汚れを落として乾かし、太めのハンガーで風通しのよい場所へ。出典:DEGNER、Liugoo Leathersこの繰り返しが、革ジャンを長く着るいちばんの近道です。
発行元ごとの書き方の違い
| メーカー | 油分を補う頻度 | 塗る量の目安 | ハンガー |
|---|---|---|---|
| Y'2 LEATHER | 記載なし | 手のひらや布につけて全体に伸ばす | 幅のあるハンガー |
| DEGNER | 年に1〜2回(シーズンの終わり) | 薄く。多すぎるとカビの原因 | 太めのハンガー |
| STRUM | STRUM の革ジャンは基本的に不要。数年着て乾燥を感じたら年1回程度 | 片腕で大豆1粒分ほど | 記載なし |
| Liugoo Leathers | 月1回程度(乾燥してきたら) | 20〜30cm四方に米粒ひとつ | 厚みのあるハンガー |
よくある質問
- クローゼットにしまったままでいいですか?
1〜2か月に一度は出して空気に触れさせると、清潔に保てます(DEGNER)。
- 防水スプレーは、クリームの前と後のどちらにかけますか?
市販の革用の防水スプレーなら、クリームのあとにかけます(Liugoo Leathers)。
- 着ていれば手入れになりますか?
なります。定期的に着ること自体が手入れになる、と Liugoo Leathers は書いています。
この記事に出てくる素材とブランド
出典
- Y'2 LEATHER「メンテナンス」↗(2026-10-05 確認)
引用した記載 7件
- 「脂切れは革の繊維硬化を招きます。まずは革用オイル・クリームを手のひらや布に付け全体に伸ばします。」(Y'2 LEATHER のレザージャケット)
- 「ただし、ヌメ革・キャメル等色の薄い革は濃く変色致しますのでご注意下さい。」
- 「ひび割れ等生じる場合もございますが、着古した雰囲気がお好みの方はオイルをあまり入れなくてもいいでしょう。」(Y'2 LEATHER のレザージャケット/任意)
- 「雨に濡れた後そのままにしているとカビの原因になります。濡れた際は乾いたタオルで叩くように水分を吸い取ってください。」(推奨)
- 「その後型崩れしないように幅のあるハンガー等で整えて風通しのいい場所で陰干しして下さい。」(推奨)
- 「弊社の革は十分に油脂分を加えていますが、水分が乾く際に油脂分も持ち去ります。濡れて乾いた後はオイルを入れて下さい。」(Y'2 LEATHER のレザージャケット/推奨)
- 「湿気対策としましては長い間着用が無い場合、風通しの良い場所に保管頂き、クローゼットの中ですと湿気取りなどを置いて適度に状態を確認して下さい。」(推奨)
- DEGNER「必見!誰でもできるレザージャケットのお手入れ方法!」↗(2026-10-03 確認)
引用した記載 23件
- 「買ったばかりのレザージャケットのお手入れポイントは、防水保護」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「①乾いた布や柔らかいブラシでジャケットの汚れを軽く拭き取ります。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「②レザージャケット全体に、むらなく防水スプレーを吹きかけます。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法/推奨)
- 「③乾燥させたら乾いた布で乾拭きして、完成です。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「一週間に一度程度、乾いた布や柔らかい馬毛ブラシで優しく拭くだけ」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法/推奨)
- 「レザーは、乾拭きすることで革の油分が染み出し、光沢が出ます。」
- 「ついてしまった泥は、硬く絞った濡れタオルで拭き取りましょう。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「油性の汚れはオイルで落とします。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「まずレザージャケットを柔らかい布で乾拭きし、保革油を指でとって汚れ部分になじませます。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「レザージャケットが雨に濡れてしまったら、乾いた布でポンポンと優しく叩くようにして水分を拭き取ります。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「その後は、陰干しで乾かします。乾ききる前にオイルで油分を補給するのもおすすめです。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「完全に乾いたら、乾いた布で余分なオイルを拭き取りましょう。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「の油分が不足すると、革の繊維が固くなり、傷がついたり破れやすくなります。」
- 「目安は、年に1~2回程度。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「「シーズンが終わったら、油分を補給する」」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法/推奨)
- 「④手のひら全体を使い、オイルをレザージャケットの表面に薄く塗り広げます。」(DEGNER レザージャケットのお手入れ方法)
- 「薄塗りを心掛けてください。オイルが多すぎるとカビの原因になります。」(推奨)
- 「レザージャケットは太めのハンガーに掛けましょう。」(推奨)
- 「細いワイヤーのものだと、ハンガーの跡がジャケットにつきやすくなります。」
- 「保管場所は、直射日光の当たらない、風通しのよい場所がおすすめです。」(推奨)
- 「シーズンオフの時期は、レザージャケットを太めのハンガーに掛け、不織布カバーに掛けて保管しましょう。」(推奨)
- 「くれぐれも畳んで保管してはいけません。」(使用不可)
- 「クローゼットで保管する場合は、1~2カ月に一度空気に触れさせると清潔に保つことができます。」(推奨)
- Liugoo Leathers「【革ジャンを一生モノにするために】日々のお手入れからシーズンオフまで、スムースレザーの正しいケアを解説」↗(2026-10-03 確認)
引用した記載 19件
- 「レザーケア用品を使用する際は、裏側などの目立たないところで試し、問題ないことを確認してから行いましょう。」(推奨)
- 「日々の革製品ケアとしては乾拭きとブラッシングです。」(Liugoo Leathers 革ジャンのお手入れ/推奨)
- 「汗や湿気をこもらせないように、毎回の着用後に10〜30分ほど陰干ししましょう。」(Liugoo Leathers 革ジャンのお手入れ/推奨)
- 「直射日光はNG(革が硬化・退色します)。」(使用不可)
- 「特にシボの荒い製品はシボの間にメンテナンスオイルや汚れが溜まりやすいので、丁寧にブラッシングしましょう。」(推奨)
- 「オイル・クリームは月1回程度でOK」(Liugoo Leathers 革ジャンのお手入れ)
- 「触れてみて、表面が乾燥している場合はオイルを塗ってくださいね。」(Liugoo Leathers 革ジャンのお手入れ)
- 「乾燥させたまま放置していると、革のひび割れなどの原因となることがあります。」
- 「20~30cm四方に米粒一つを目安に、乾燥具合に応じて塗り足します。」(Liugoo Leathers 革ジャンのお手入れ)
- 「また、塗りすぎはベタつきやカビの原因になるので、「うっすら光るくらい」が目安です。」
- 「汗染みや皮脂汚れが残っていると、保管中にカビが生える原因になります。」
- 「ファスナー部分の細かいところのホコリも落としましょう。」(推奨)
- 「泡で汚れを落とし、すすぎは不要なので乾拭きで仕上げます。」(コロニル レザーソープ(Liugoo Leathers の案内))
- 「次に防水スプレーで水・汚れから守ります。」(推奨)
- 「市販の革製品用防水スプレーの場合はメンテナンスクリームの後にかけて下さい。」
- 「そのまますぐに保管してしまうとカビの栄養分になってしまいますので、十分に乾かして下さい。」(推奨)
- 「最後に形を整えてから高温多湿を避け、通気の良い場所で保管して下さい。」(推奨)
- 「ハンガーは厚みのあるものを使い、型崩れを防ぎます。」(推奨)
- 「革製品は定期的に使用することでお手入れにもなります。」
- STRUM「レザージャケットの手入れ【おすすめのオイル編】」↗(2026-10-11 確認)
引用した記載 13件
- 「STRUMの革ジャンについては染める時、鞣す時にしっかりとオイルを入れて、着れば着るほどオイルが滲み出てくるという鞣し方をしております」(STRUM の革ジャン)
- 「基本的にはオイルなどのメンテナンスは必要ありません」(STRUM の革ジャン/不要)
- 「STRUMの革ジャン:基本的に不要。数年着用して乾燥やハリの低下を感じたら、年1回程度でも十分です。」(STRUM の革ジャン)
- 「一般的な革ジャン:ダメージや乾燥を感じたときに、薄く塗って様子を見るのが基本。」
- 「塗る量の目安:片腕で「大豆1粒分」程度。塗りすぎは質感の変化やカビの原因になります。」(STRUM の革ジャンの手入れの案内)
- 「「革ジャンをキレイにすること」が重要」(推奨)
- 「まずはブラッシングをして全体についたホコリや汚れをしっかりと落とします。」(推奨)
- 「次にタオルを濡らしていただいて、水が出なくなるまでギュッと固く絞っていただき拭いてください。」(推奨)
- 「(ポケットの周りも入念に)」(推奨)
- 「特に首周りなど肌に当たる場所は念入りに拭き上げます。」(推奨)
- 「拭き上げたあとは、固く絞ったタオルでも水気が残るので、30分ほど日陰干しをしてください。」(推奨)
- 「オイルを塗る時には目立たない所でテストをし、少しずつ塗るようにして下さい。」(推奨)
- 「オイルが多くなるほど色落ち(移染)しやすくなります。」





























